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2013/01/15 の香川大学での講演(http://atnd.org/events/35267) では、話きれなかった内容と、2013年3月20日に起こった韓国でのサイバー攻撃関連のお話やTBSドラマ「空飛ぶ広報室」の裏話のお話を題材に、本質を見抜く目力の極意について、、郷土の若者たちに熱く!熱く!!語っていただきます。
目力講座は、研究者にとっても、エンジニア、プログラマにとっても、セキュリティ関係・・・すべての創造的な仕事をする人たちが普段から意識しておくべき、能力と思います。セキュリティ分野以外の方も参加お待ちしています!
現象をうわべではなく、多面的に見つめる力と技”目力”について情報セキュリティと韓国サイバー攻撃事案と空飛ぶ広報室の裏話ネタを題材に講義を通じて疑似体験し、”目力”を会得するコツについて語って頂きます。
富士山は見る角度や時間によって別な姿に見えますが、そこにあるのは何れも紛れもなく富士の山。
見えてるものの奥にある本質と課題の構図を探る力は古来民族が生き残り、先に繋げる為に必要な能力です。そして、今に生きる人々は歴史に学びながらこの能力をDNAとして引き継ぎ継承する義務があります。
今の情報セキュリティ分野は、業界が誕生してから20年程ですが、この間に様々な構図変化と技術の変化を体験してきました。その度にプレイヤやその意味合いも変化して来ています。現在我々が直面している「サイバー空間」の問題もしかりです。一体何が動いてるのか?背景は何か?今までの物差しでは理解できないことが背景にある筈です。現象からだけでは見えない何か?見出すにはとてもいい題材です。
さらに、先般発生した韓国サイバー攻撃事案の詳細について公開されてない情報も含め説明して頂きます。これらを事例として、技術オーバビューが国際情勢構図や外交安全保障ドクトリンや政治パワーゲームにまで繋がった問題であることを解説します。
一緒に、「すべての創造的な仕事をする人たちが普段から意識しておくべき、能力である…本質を見ぬく力”目力”を疑似体験してみましょう。そして目力を会得しましょう。自分の先の世代につなげ、この国日本をいい形でいつまでも残していきましょう。先人たちが命をかけてやって来てくれたように….
1980年、航空自衛隊入隊後、戦闘機操縦士を経て兵器システム開発業務、IT型システム開発及び情報セキュリティ 関連業務のプロジェクト責任者に従事。 2002年、航空幕僚監部、防衛省内部部局、内閣官房情報セキュリティ対策推進室を兼任。 NIRT(政府緊急対応要員)として日本のCSIRT体制構築とNISC立ち上げを行う。 2006年、統合幕僚監部にて防衛省サイバーセキュリティ体制構築後、空自教育機関にて人材育成業務に従事。 2008年、再度、内閣官房情報セキュリティセンター(NISC)に出向し、政府の情報セキュリティ政策の企画立案、 各省政策の相互調整業務を実施。 2012年10月に、航空自衛隊を任を全うし退官。富士通及び独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)に勤務。 現在、NISC「リスク評価検討会」委員、IPA「脅威と対策研究会」委員。